眉メークの必需品、ブラシとコームを使いこなそう
コスメが上手くなりたい
先生、アイブロウブラシ&コームって、ブラシとコームが一緒になっているんですよね?それぞれどんな時に使うんですか?
コスメ研究家
そうだね。ブラシは大きく分けて、眉毛を描く前、描く時、描いた後のぼかしに使うよ。コームは、眉毛の流れを整えたり、眉毛をカットする時に使うんだ。
コスメが上手くなりたい
ブラシの使い方で3種類もあるんですね!長さによって使い分けるんですか?
コスメ研究家
そうだよ。長いブラシは馬毛などの天然毛でできていて、毛流れを整えるのに適している。短いブラシはこしがあって眉を描くのに使いやすく、斜めにカットされているものが多いね。らせん状の短いブラシはナイロン製で、ぼかしに使うんだ。
アイブロウブラシ&コームとは。
『アイブロウブラシ&コーム』とは、眉化粧に使う道具です。眉を描く以外にも、ブラシで眉毛の流れを整えたり、描いた眉をぼかすのにも使います。ブラシの毛の長さによって使い方が異なり、長い毛のブラシは、馬などの動物の毛で作られていて、毛の根元から眉毛を整えるのに向いています。短い毛のブラシは、主に眉を描くのに使い、コシがあって描きやすいように先が斜めにカットされているものが多く、動物の毛で作られています。らせん状に短い毛を植えたブラシは、描いた眉をぼかすのに使い、ナイロンなどの丈夫な素材で作られています。コームは、眉毛の流れを整えたり、眉毛を切るときに使い、ブラシとコームが一緒になったものが『アイブロウブラシ&コーム』として売られています。
ブラシとコーム、それぞれの役割
眉の手入れには欠かせない道具として、ブラシとコームがあります。どちらも眉の形を整え、美しい眉を描くために用いるものですが、それぞれの役割は微妙に違います。まず、ブラシは主に眉を描く、ぼかす、毛流れを整えるといった用途で使われます。眉墨や眉墨パウダーを乗せて眉を描く際には、ブラシの毛先を使って繊細な線を描いたり、色をぼかして自然なグラデーションを作ったりすることができます。また、ブラシを使って眉頭を立たせたり、眉尻を整えたりすることで、立体感のある眉を作り出すことができます。
一方、コームは主に眉の毛流れを整えたり、不要な毛をカットする際に使用します。眉墨やパウダーを塗る前にコームで梳かすことで、毛流れが均一になり、ムラなく色を乗せることができます。また、コームを使うことで絡まった眉をほぐし、清潔感のある印象を与えることができます。眉の長さを整えたい時は、コームを眉に当ててはみ出した部分をカットする際のガイドとしても役立ちます。
近年では、これらの二つの機能を一つにまとめたアイブロウブラシ&コームも人気です。片方にブラシ、もう片方にコームが付いているため、これ一つで眉の手入れに必要な機能が全て揃います。荷物を少なくしたい方や、いつでも手軽に眉を整えたい方には大変便利です。コンパクトなものが多く、化粧ポーチに入れて持ち運ぶのにも適しています。朝の忙しい時間や外出先でも、サッと取り出して眉を整えることができます。
道具 | 主な用途 | 効果 |
---|---|---|
ブラシ | 眉を描く、ぼかす、毛流れを整える | 繊細な線を描く、自然なグラデーションを作る、立体感のある眉を作る |
コーム | 毛流れを整える、不要な毛をカットする際のガイド | 毛流れを均一にする、ムラなく色を乗せる、絡まった眉をほぐす、清潔感のある印象を与える |
アイブロウブラシ&コーム | ブラシとコームの機能を一つにまとめたもの | これ一つで眉の手入れに必要な機能が揃う、荷物を少なくできる、いつでも手軽に眉を整えられる |
ブラシの種類と使い方
眉を描くための道具、眉刷毛には、毛の長さや素材によって様々な種類があります。用途に合わせて適切な眉刷毛を選ぶことで、より美しい眉を作ることができます。
まず、毛の長い眉刷毛についてご紹介します。毛の長い眉刷毛は、主に眉の毛流れを整えるために使われます。柔らかな肌触りの馬などの動物の毛で作られたものが多く、毛の根元からしっかりと梳かすことができます。眉全体の形を整えたり、眉墨や眉マスカラを塗布する前に、余分な粉を落とすのにも便利です。毛流れが整うことで、眉の印象が大きく変わります。
次に、毛の短い眉刷毛について説明します。毛の短い眉刷毛は、眉を描くのに適しています。しっかりとした腰のある素材で、細い線も描きやすいのが特徴です。眉の足りない部分を一本一本書き足すように描くことで、自然で立体的な眉を作ることができます。特に、先端が斜めにカットされているものは、眉尻などの細かい部分も描きやすく、繊細な眉メイクを可能にします。眉墨だけでなく、眉用パウダーを使う際にも重宝します。
最後に、らせん状に植毛された、毛の短い眉刷毛についてです。このタイプの眉刷毛は、描いた眉をぼかすのに最適です。耐久性に優れた、ナイロンなどの素材で作られており、描いた眉の輪郭をぼかして自然なグラデーションを作ることができます。眉頭が濃くなりすぎた時や、眉墨で描いた線が固い印象になってしまった時に、この眉刷毛でぼかすことで、ふんわりとした優しい眉に仕上げることができます。
このように、眉刷毛は種類によって用途が異なります。それぞれの眉刷毛の特徴を理解し、使い分けることで、より理想の眉に近づけることができます。
種類 | 毛の長さ | 素材 | 用途 |
---|---|---|---|
1 | 長い | 馬などの動物の毛 | 眉の毛流れを整える、眉墨や眉マスカラ塗布前の粉落とし |
2 | 短い | 腰のある素材 | 眉を描く、細い線を描きやすい、眉尻などの細かい部分を描きやすい |
3 | 短い(らせん状) | ナイロンなど | 描いた眉をぼかす、自然なグラデーションを作る |
コームの使い方とメリット
眉の形を整える小さな櫛、眉櫛は、眉化粧において、なくてはならない道具です。眉の形を美しく整え、化粧の仕上がりを良くするために役立ちます。
眉櫛の使い方を見ていきましょう。まず、眉墨や眉鉛筆で眉を描いた後、眉全体を軽く梳かすように使います。毛流れに逆らうように下から上に梳かすと、毛が立ち上がり、眉の薄い部分が目立ちにくくなります。次に、毛流れに沿って上から下に梳かすと、描いた眉が馴染んで自然な仕上がりになります。眉マスカラを使った後にも、余分な液を落とし、毛並みを整えるために使用できます。
眉を切る際にも、眉櫛は力を発揮します。眉櫛を眉の上部に当て、眉からはみ出た毛を眉バサミで切ると、切りすぎるのを防ぎ、長さを揃えられます。眉全体の長さを均一にすることで、整った印象になります。眉櫛を使うことで、眉の濃さや形を自在に調整でき、思い通りの眉を作ることができます。
眉櫛には様々な種類があります。持ち運びに便利な折りたたみ式のもの、眉バサミとセットになっているもの、細かい部分の調整に適した先端が細いものなどがあります。自分の用途や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。眉櫛を正しく使うことで、美しい眉を手に入れ、顔全体の印象を明るくすることができます。毎日の眉化粧に取り入れて、理想の眉を手に入れましょう。
眉櫛の使い方 | 効果 |
---|---|
眉墨/眉鉛筆使用後、眉全体を梳かす(下から上→上から下) | 毛流れを整え、自然な仕上がりにする。薄い部分を目立ちにくくする。 |
眉マスカラ使用後、眉を梳かす | 余分な液を落とし、毛並みを整える。 |
眉を切る際に眉櫛を当て、はみ出た毛を切る | 切りすぎを防ぎ、長さを揃える。 |
眉櫛の種類 | 特徴 |
---|---|
折りたたみ式 | 持ち運びに便利 |
眉バサミとセット | 便利 |
先端が細いもの | 細かい部分の調整に適している |
ブラシとコームの選び方
眉を整えるための道具を選ぶのは、仕上がりの美しさに大きく影響します。そのため、自分の眉の状態や、どのような眉にしたいのかを考えて選ぶことが大切です。
まず、眉を描くための筆についてですが、毛質が硬くて太い方は、しっかりとしたコシのある筆を選びましょう。コシが強い筆は、力強い毛もしっかりと捉え、思い通りの形に整えることができます。逆に、毛質が細くて柔らかい方は、肌触りの良い天然毛の筆がおすすめです。天然毛の筆は、肌への負担が少なく、繊細な眉にも優しくフィットします。また、眉を描くのが苦手な方は、斜めにカットされた筆を使うと、簡単に眉の輪郭を描くことができます。斜めのカットは、眉山の角度や眉尻のラインを美しく描くのに役立ちます。
次に、眉の毛流れを整えたり、長さを整えるための櫛についてですが、目の細かさによって使い分けが必要です。眉を整える際には、目の粗い櫛の方が扱いやすいでしょう。目の粗い櫛は、眉の毛を一度に多く捉えることができるので、手早く整えることができます。また、眉の長さをカットする際にも、目の粗い櫛を使うことで、切りすぎを防ぎ、自然な仕上がりになります。目の細かい櫛は、眉マスカラを塗った後の仕上げなど、細かい部分の調整に使うと良いでしょう。
自分に合った筆と櫛を選ぶことで、毎日の眉メイクがより楽しく、そして美しく仕上がります。色々な種類を試してみて、自分にぴったりの道具を見つけてください。
道具 | 種類 | 特徴 | 向き |
---|---|---|---|
筆 | コシのある筆 | 力強い毛もしっかりと捉え、思い通りの形に整える | 毛質が硬くて太い方 |
天然毛の筆 | 肌への負担が少なく、繊細な眉にも優しくフィット | 毛質が細くて柔らかい方 | |
斜めにカットされた筆 | 簡単に眉の輪郭を描くことができる、眉山の角度や眉尻のラインを美しく描く | 眉を描くのが苦手な方 | |
櫛 | 目の粗い櫛 | 眉の毛を一度に多く捉える、切りすぎを防ぎ自然な仕上がり | 眉を整える際、眉の長さをカットする際 |
目の細かい櫛 | 細かい部分の調整 | 眉マスカラを塗った後の仕上げ |
お手入れ方法
眉を描くための道具である眉刷毛と眉櫛は、常に清潔にしておくことが大切です。道具についた化粧品の粉や肌から出る油脂汚れをそのままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルの原因になることもあります。また、清潔でない道具を使うと、眉色がうまくつかなかったり、ぼってりと仕上がったりすることもあります。毎日の使い終わりの後には、こまめに手入れをする習慣をつけましょう。
まず、使用後は、柔らかい紙などで刷毛と櫛についた余分な粉や油脂を優しく拭き取ります。このひと手間で、汚れが蓄積するのを防ぐことができます。そして、週に一度は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で丁寧に洗います。洗剤が残らないように、水でしっかりとすすぎましょう。ゴシゴシとこすらず、優しく洗うのがポイントです。
洗った後は、水気をよく切り、風通しの良い日陰で完全に乾かします。直射日光に当てると、刷毛の毛が傷んだり、櫛が変形したりする可能性があるので避けましょう。完全に乾いてから、しまうようにしてください。湿ったまま保管すると、カビが生える原因になります。
これらのお手入れをきちんと行うことで、道具を長く衛生的に保つことができます。常に清潔な道具を使うことで、美しい眉を描き、気持ちよく化粧を楽しむことができます。毎日の小さな心がけで、快適な化粧時間を過ごしましょう。
お手入れ | 頻度 | 方法 | 目的 |
---|---|---|---|
余分な粉や油脂を拭き取る | 毎日 | 柔らかい紙などで優しく拭き取る | 汚れの蓄積防止 |
洗浄 | 週1回 | 中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく洗い、水ですすぐ | 雑菌繁殖の防止 |
乾燥 | 洗浄後 | 水気をよく切り、風通しの良い日陰で完全に乾かす | カビの発生防止、道具の劣化防止 |
まとめ
眉を描くための道具である眉刷毛と眉櫛は、美しい眉を作るためには欠かせません。それぞれに役割があり、使い方をきちんと理解することで、より自然で魅力的な眉を作ることができます。眉刷毛は、主に眉墨や眉墨パウダーをのせる、ぼかす、なじませるといった用途で使います。斜めにカットされた平筆型の眉刷毛は、眉尻などの細かい部分の描写に適しています。一方、毛量の多い太めの眉刷毛は、眉全体に色をのせたり、ぼかしたりするのに便利です。眉墨パウダーを使う場合は、粉を取りすぎないように注意し、優しく眉になじませるように使いましょう。また、スクリューブラシは、眉墨や眉墨パウダーをなじませたり、毛流れを整えたりするのに役立ちます。
眉櫛は、眉の毛流れを整えたり、余分な眉墨や眉墨パウダーを落とすために使用します。眉を描く前に眉櫛を使うことで、毛流れが整い、眉の形が捉えやすくなります。また、眉墨や眉墨パウダーを塗布した後に眉櫛を使うと、色が均一になり、自然な仕上がりになります。眉櫛は、眉刷毛と組み合わせて使うことで、より美しい眉を作ることができます。
自分に合った眉刷毛と眉櫛を選ぶことも大切です。毛質や硬さ、大きさなど、様々な種類がありますので、自分の眉の状態や好みに合わせて選びましょう。初心者の方には、斜めカットの平筆型眉刷毛と、折りたたみ式の眉櫛がセットになったものがおすすめです。
道具を長く使うためには、適切なお手入れも欠かせません。眉刷毛は、使用後ティッシュペーパーなどで拭き取り、汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく洗い、よく乾かしてから保管しましょう。眉櫛も同様に、使用後にティッシュペーパーなどで拭き取り、清潔に保ちましょう。これらの道具を正しく使い、お手入れをしっかり行うことで、毎日理想の眉を手に入れることができます。
種類 | 用途 | 形状・種類 | 使い方 | お手入れ |
---|---|---|---|---|
眉刷毛 | 眉墨や眉パウダーをのせる、ぼかす、なじませる | 斜めカットの平筆型、毛量の多い太め、スクリューブラシ | ・粉を取りすぎないように優しくなじませる ・スクリューブラシは毛流れを整える際にも使用 |
使用後ティッシュペーパーで拭き取り、汚れがひどい場合は中性洗剤で洗い、乾燥させる |
眉櫛 | 眉の毛流れを整える、余分な眉墨や眉パウダーを落とす | 様々な種類 | 眉を描く前後に使用 | 使用後ティッシュペーパーで拭き取り、清潔に保つ |