万能ファンデ!両用ファンデーションの魅力

万能ファンデ!両用ファンデーションの魅力

コスメが上手くなりたい

先生、『両用ファンデーション』って、普通のファンデーションと何が違うんですか?

コスメ研究家

いい質問だね。両用ファンデーションは、乾いたスポンジでも、水で濡らしたスポンジでも使えるファンデーションのことだよ。名前の通り、二通りの使い方ができるんだ。

コスメが上手くなりたい

へえー。でも、なんで水で濡らしたスポンジで使えるんですか?普通の粉のファンデーションだと、水に濡らすと固まってしまいそうですけど…

コスメ研究家

その通り!両用ファンデーションには、水をはじく特別な加工がされているんだ。だから、水を含ませたスポンジで使っても、粉が固まらず、しっとりとした仕上がりになるんだよ。

両用ファンデーションとは。

『両用ファンデーション』とは、乾いたスポンジと、水をふくませたスポンジのどちらでも使える、粉状の固形ファンデーションのことです。ツーウェイファンデーションとも呼ばれています。ふつうの粉おしろいは、水をふくませたスポンジで使うと、粉が水を吸って固まってしまいます。しかし、両用ファンデーションでは、粉の表面を、水をはじくシリコーンやフッ素などでコーティングしているので、水を吸い込みません。そのため、水をふくませたスポンジでも使えます。両用ファンデーションは、粉おしろいのようなサラサラ感と、クリームファンデーションのようなしっとり感を、両方あわせたような使い心地です。季節や好みに合わせて使い分けられるので、今では粉状の固形ファンデーションの主流となっています。

特徴

特徴

二通りの使い方ができる便利な両用化粧下地の特徴について詳しくご紹介します。この化粧下地は、まさに名の通り、乾いた状態と濡らした状態の二通りの使い方で、仕上がりの印象を大きく変えることができます。乾いた化粧用スポンジで肌にのせると、粉状の化粧下地を使った時のような、軽やかでふんわりとした仕上がりになります。まるで羽根のような軽さで、肌への負担感も少ないため、ナチュラルメイクを楽しみたい方や、厚塗りの化粧は苦手という方に最適です。

一方、化粧用スポンジに水を含ませて使うと、クリーム状の化粧下地を使った時のような、しっとりとなめらかで、高いカバー力のある仕上がりになります。気になるシミ、そばかす、毛穴などをしっかりと覆い隠してくれるので、しっかりとした化粧をしたい時や、特別な日にぴったりの仕上がりです。まるで陶器のような美しい肌を実現できます。

このように、一つの化粧下地で全く異なる二つの仕上がりを楽しめるため、朝の忙しい時間でも、その日の気分や予定、肌の状態に合わせて、手軽に化粧の土台となる部分を調整できる点が大きな魅力です。例えば、普段はナチュラルメイクで、夜は華やかなメイクにと、一つの化粧下地で対応できます。

また、この両用化粧下地は、粉体がさらさらとしているため、肌への密着度が高く、化粧崩れしにくいという利点もあります。皮脂や汗による化粧の崩れを抑え、長時間美しい状態を保ちます。さらに、多くの場合、コンパクトな容器に入っているため、持ち運びにも便利です。外出先での化粧直しにも、手軽に使うことができます。

使用方法 仕上がり メリット おすすめシーン
乾いたスポンジ ふんわり、軽やか ナチュラルメイク、厚塗り感なし 普段使い
濡らしたスポンジ しっとり、なめらか、高カバー力 しっかりメイク、特別な日 イベント、パーティー
その他の特徴 詳細
化粧崩れ防止 皮脂や汗による化粧崩れを抑え、長時間美しい状態を保つ
持ち運びやすさ コンパクトな容器で外出先での化粧直しにも便利

使い方

使い方

この両用化粧下地は、乾いた状態と湿らせた状態のどちらの化粧用スポンジでもお使いいただけます。それぞれの方法で、仕上がりの印象を変えることができますので、お好みに合わせて使い分けてみてください。

まずは、乾いた化粧用スポンジを使う場合です。化粧用スポンジに適量を取り、肌の上を優しく滑らせるように塗っていきます。この時、力を入れすぎてしまうと、仕上がりにムラが出てしまうことがありますので、注意が必要です。優しく、軽い力で伸ばしていくのが、美しく仕上げるコツです。

次に、水を含ませた化粧用スポンジを使う場合です。こちらは、化粧用スポンジに水を含ませ、しっかりと絞ってから化粧下地を取ります。含ませる水の量が多すぎると、化粧下地が薄く伸びてしまったり、化粧崩れの原因となることがあります。化粧用スポンジの水分量は、軽く湿っている程度がちょうど良いです。その後は、乾いた化粧用スポンジを使う時と同様に、肌の上を滑らせるように優しく伸ばしていきます。

どちらの方法でも、一部分だけ重ね塗りすることで、気になる部分をしっかりとカバーすることができます。例えば、しみやくすみなどが気になる部分には、少量ずつ重ねていくことで、より綺麗に仕上げることができます。

また、化粧下地全体を薄く塗ってから、気になる部分だけ重ね塗りするという方法もおすすめです。そうすることで、厚塗り感のない、自然な仕上がりになります。

このように、使う化粧用スポンジの状態と塗り方を変えることで、様々な仕上がりの印象を楽しむことができます。色々な方法を試して、自分にぴったりの使い方を見つけてみてください。

化粧用スポンジの状態 使用方法 仕上がり 注意点
乾いた状態 適量をとり、肌の上を優しく滑らせるように塗る カバー力高め 力を入れすぎるとムラになる
湿らせた状態 スポンジに水を含ませ、固く絞ってから下地を取り、肌の上を優しく滑らせるように塗る 自然な仕上がり 水分量が多すぎると、薄く伸びたり化粧崩れの原因になる
  • どちらの方法でも、一部分だけ重ね塗りすることで、気になる部分をカバーできる
  • 下地全体を薄く塗ってから、気になる部分だけ重ね塗りする方法もおすすめ

歴史

歴史

昔ながらの粉おしろいは、水を含ませたスポンジを使うと、粉が水を吸ってしまい、かたくなってしまうという困ったことがありました。化粧をする時、うまく肌にのらず、ムラになってしまうことも珍しくありませんでした。この問題を解決するために、粉の一粒一粒の表面を、まるで薄い膜で包むように、シリコーン化合物やフッ素化合物といったもので覆う技術が生まれました。この技術のおかげで、水に濡れても粉が固まらない、水とスポンジどちらでも使える、画期的なおしろいが誕生したのです。これはまさに、化粧の世界における大きな進歩でした。

この新しいおしろいは、粉おしろいの良いところと、練りおしろいの良いところを併せ持っていました。粉おしろいのように、軽いつけ心地で、肌が呼吸しているかのような自然な仕上がりを実現しつつ、練りおしろいのように、気になる部分をしっかりカバーすることができました。これまで、どちらかを選ばなければいけなかったのに、両方の利点を一度に手に入れることができるようになったのです。

今では、この水あり水なし両用のおしろいは、様々な化粧品会社から、色や質感、保湿力など、様々な種類が販売されています。自分の肌の色や悩みに合わせて、ぴったりの一品を選ぶことができるようになりました。手軽に使えるという点も人気の一つで、今ではおしろいの主流となっています。昔、水を吸って固まってしまっていた粉おしろいからは想像もできないほどの進化を遂げ、多くの女性に愛用されています。

昔の粉おしろいの問題点 新技術による解決策 新おしろいの利点
水を含ませたスポンジを使うと粉が水を吸って固まり、ムラになる 粉の一粒一粒の表面をシリコーン化合物やフッ素化合物で覆う技術 水に濡れても粉が固まらない、水とスポンジどちらでも使える
軽い付け心地で自然な仕上がり
気になる部分をしっかりカバー
自分の肌の色や悩みに合わせて、ぴったりの一品を選ぶことができる

種類

種類

両用ファンデーションには、実に様々な種類があります。大きく分けると、粉状のもの、クリーム状のもの、液状のものなどがあります。それぞれに特徴があるので、自分の肌質や仕上がりの好みに合わせて選ぶことが大切です。

まず、粉状のファンデーションは、手軽に使えて、自然な仕上がりになるのが特徴です。重ね塗りすることで、カバー力を調整することもできます。持ち運びにも便利なので、化粧直しにも最適です。特に、皮脂を抑える効果が高いものもあるので、脂性肌の方に人気です。乾燥肌の方は、粉っぽくならないように、保湿をしっかりしてから使うのがおすすめです。

次に、クリーム状のファンデーションは、保湿力が高く、しっとりとした使い心地です。乾燥肌の方や、肌の乾燥が気になる方におすすめです。肌への密着度も高く、カバー力も高いので、気になる部分をしっかり隠したい方にも向いています。ただし、厚塗りになりやすいので、量を調整しながら丁寧に塗ることが大切です。

そして、液状のファンデーションは、みずみずしい使い心地で、伸びが良いのが特徴です。薄付きで自然な仕上がりになるので、ナチュラルメイクが好きな方におすすめです。また、種類も豊富で、保湿成分が配合されたもの、皮脂を抑える効果のあるもの、紫外線防止効果のあるものなど、様々な効果を持つものがあります。自分の肌質や悩みに合わせて選ぶことができます。

さらに、色選びも重要です。自分の肌の色に合った色を選ぶことで、自然で美しい仕上がりになります。首の色と合わせるのがおすすめです。ファンデーションの色が首の色と合っていないと、顔が浮いて見えてしまいます。店頭で実際に試してみるのがおすすめです。店員さんに相談しながら、自分にぴったりの色を見つけてください。自分に合ったファンデーションを見つけることで、より美しい肌を演出することができます。

種類 特徴 メリット デメリット おすすめ肌質
粉状 手軽、自然な仕上がり、重ね塗りでカバー力調整可能 持ち運び便利、化粧直しに最適、皮脂を抑える効果 乾燥肌には粉っぽくなる可能性 脂性肌
クリーム状 保湿力が高い、しっとりとした使い心地、密着度が高い、カバー力が高い 乾燥肌向け、気になる部分をしっかり隠せる 厚塗りになりやすい 乾燥肌
液状 みずみずしい、伸びが良い、薄付きで自然な仕上がり、種類豊富 ナチュラルメイク向け、保湿・皮脂抑制・UVカットなど様々な効果 様々

選び方

選び方

化粧下地と粉おしろいの機能を併せ持つ両用化粧品は、時短にもなり手軽に使える便利な化粧品です。数多くの商品から自分に合う一品を見つけるには、いくつかの点に気を付けて選びましょう。まず第一に、自分の肌の性質に合った種類を選ぶことが重要です。乾燥肌の方は、うるおい成分が配合された種類を選びましょう。肌の水分が逃げにくくなることで、化粧崩れもしにくくなります。反対に、脂性肌の方は、皮脂を吸着する成分が配合された種類を選びましょう。過剰な皮脂を抑えることで、化粧崩れを防ぎ、一日中サラサラの肌を保てます。また、敏感肌の方は、刺激の少ないものを選びましょう。肌への負担を少なくすることで、トラブルを防ぎ、健やかな肌を保ちます。

次に、どのような仕上がりになるかで選ぶのも良いでしょう。自然な仕上がりが好みの方は、薄く仕上がる種類を選びましょう。厚塗り感なく、素肌のような透明感のある肌を演出できます。一方、しっかりと欠点を隠したい方は、カバー力の高い種類を選びましょう。シミやくすみなどをしっかりカバーし、均一で美しい肌を実現できます。また、季節によって使い分けるのもおすすめです。夏は汗や皮脂で化粧崩れしにくい種類冬は乾燥しにくい、うるおい成分の高い種類を選びましょう。季節に合った種類を選ぶことで、快適な使い心地を保てます。

最後に、化粧品の色選びも大切です。自分の肌の色に合った色を選ぶことで、自然で美しい仕上がりになります。首の色と近い色を選ぶと、顔と首の色に差がなくなり、自然な印象になります。売り場で実際に試して、自分の肌に合う色を見つけましょう。自分の肌質、仕上がりの好み、季節、そして色選びという四つのポイントを踏まえることで、自分にぴったりの両用化粧品を見つけることができるでしょう。

種類 肌質 仕上がり 季節
うるおい成分配合 乾燥肌 自然な仕上がり 首の色に近い色
皮脂吸着成分配合 脂性肌 カバー力が高い
低刺激 敏感肌

まとめ

まとめ

化粧下地と粉おしろいの両方の役割を持つ、いわゆる両用化粧下地は、手軽さと仕上がりの美しさを兼ね備えた、まさに優れた化粧品です。朝の忙しい時間でも、これ一つでベースメイクが完成するので、時短にも繋がります。また、仕上がりの良さも魅力の一つです。

使い心地も抜群で、乾燥したスポンジを使うと、自然で透明感のある仕上がりになります。まるで素肌が美しいかのように、軽やかに仕上がります。一方、スポンジに水を染み込ませて使うと、気になる部分をしっかり覆い隠してくれるので、仕上がりの印象を自在に操ることができます。化粧崩れしやすい部分や、しみ、そばかすなどが気になる部分には、重ね塗りをすることで、より高い効果を得られます。このように、一つの化粧品で二つの使い方ができるため、化粧ポーチの中もすっきり整理できます。旅行や出張など、荷物を少なくしたい時にも重宝します。

さらに、様々な会社から、実に多種多様な商品が販売されていることも、両用化粧下地の大きな利点です。肌の色や質感にぴったり合う色を選べるのはもちろん、保湿力に優れているもの、日焼け止め効果の高いもの、崩れにくいものなど、それぞれの肌の悩みに合わせた商品を選ぶことができます。敏感肌の方向けの商品や、自然由来の成分にこだわった商品なども販売されているので、自分の肌質に合った一品を見つけることができるでしょう。価格帯も幅広く、手軽に購入できるものから、高級感のあるものまで様々です。自分にぴったりの一品を見つけるためには、実際に店頭で試してみるのがおすすめです。色味や質感はもちろんのこと、香りなども確認することで、より満足度の高い選択をすることができます。きっと、毎日の化粧がより楽しく、心地良いものになるでしょう。この記事が、皆様の化粧下地選びの参考になれば幸いです。

特徴 詳細
手軽さ 化粧下地と粉おしろいの両方の役割を持つため、ベースメイクが時短で完了。
仕上がりの美しさ 乾燥したスポンジで自然で透明感のある仕上がり、水を含ませたスポンジでカバー力の高い仕上がりを実現。
多様な商品展開 様々な会社から、肌の色や質感、悩みに合わせた商品が販売されている。価格帯も幅広い。
使用方法
  • 乾燥スポンジ:自然で透明感のある仕上がり
  • 水を含ませたスポンジ:カバー力の高い仕上がり
その他 旅行や出張など、荷物を少なくしたい時に重宝。